フィギュアスケート選手の坂本花織さんの、目を細くしながらいつもニコニコ笑う姿がかわいいですよね。
もともと切れ長の目の坂本花織さんは、少し韓国人っぽい顔立ちだとして、ネット上で韓国籍では?という声があがっています。
しかし、坂本花織さんのルーツは韓国ではありません。
そこで今回は、坂本花織さんのルーツに迫るため、祖父や父、母の家族について調査しました。
坂本花織の祖父は広島県福山市出身!
坂本花織さんの祖父については、坂本花織さんの父親や坂本花織さんが平昌オリンピックに出場したことで、坂本花織さんの祖父のことがわかりました。
- 坂本花織の祖父は広島県福山市新市町出身で国籍は韓国じゃない!
- 坂本花織の祖父は野球好き!
- 坂本花織の祖父はお金持ち!
それでは、1つずつ詳しく見ていきます。
坂本花織の祖父は広島県福山市出身で国籍は韓国じゃない!
坂本花織さんの祖父は、広島県福山市新市町出身です。
坂本花織さんが、2018年の平昌オリンピックに出場が決まった時、福山市新市町に所在する素盞嗚(すさのお)神社に坂本花織さんの祖母が必勝祈願で訪れています。
その際、坂本花織さんの祖母は福山市新市町に在住していると報道されていました。
平昌五輪に出場するフィギュアスケートの坂本選手の父親が、福山市新市町戸手の素盞嗚神社の近所の出身で、現在も同町内に住む祖母が1月初旬に祈願した。
経済リポートWEB版-福山市(2018.2.10 https://keizai.info/general-bingo/52597)
広島県福山市新市町は、全国各地の“祇園祭の発祥の地”と呼ばれるところで、素盞嗚神社の祇園祭は平安時代に始まったと言われています。
この祇園祭の“けんか神輿”という名前が迫力満点の神輿は有名。
神輿は地区ごとに担がれ、祭りの最終日には、神輿同士がぶつかり合って勝敗を決めるメインイベントもあり、大盛り上がり!
“けんか神輿”は、勝敗が決まったら、お互いの健闘を称え合い、集まった人たちみんなで大きな拍手を鳴り響かせるという危険な名前からは想像できないほど温かいお祭りです。
地元出身の坂本花織さんの祖父も若い頃は、神輿を担いで、わっしょい!わっしょい!ソイヤ!ソイヤ!と、ぶつかり合った後、健闘を称えて笑顔で拍手していたと思われます。
試合の会場で、即席で作った大きなカブトを被って楽しそうに応援する姿を見せる坂本花織さんは、やはり、祖父のお祭り好きが影響していそうですよね。
そんな坂本花織さんのかわいい笑顔は父親譲りで、父と娘の笑顔は似ています。
坂本花織さんの顔は、父方似で、祖父とも似ていると思われます。
坂本花織の祖父は野球好き!
坂本花織さんの父親は、多くのプロ野球選手を排出している広島県盈進高校の野球部出身です。
<講師紹介>坂本 修一(さかもと しゅういち)氏
すぽっと(2023.2.17 https://shibuya-spot.jp/topics/detail.php?id=538)
人生の大原則:長く楽しく生きる
人生の目標:多くのスポーツ選手、そして彼らを支える人に喜びと感動を与え、その人の人生に貢献して幸せな人生を歩んでもらう
1960年1月 広島県福山市出身
1978年3月 広島県盈進高等学校 普通科 卒業 硬式野球部
広島県盈進高校は、夏の甲子園に出場している強豪校。
坂本花織さんの父親が野球の強豪校に入学したということは、小さい頃から野球をしていて、上手だったはずです。
というワケで、坂本花織さんの祖父も野球が好きで、息子の野球の試合に行って、坂本花織さんが自作したかぶとで応援するように楽しみながら、坂本花織さんの父親を応援したと思われます。
ちなみに、坂本花織さんの父親の1歳年上には、広島カープにプロ入りした田辺繁文さんがいて、1977年夏の甲子園予選で広島県盈進高校は準々決勝まで進みました。
当時、高校2年生だった坂本花織さんの父親がレギュラーだったかはわかりません。
ですが、坂本花織さんの祖父は試合会場の客席で、坂本花織さんのようなニコニコとした優しい笑顔で応援していたのではないでしょうか。
坂本花織の祖父はお金持ち!
坂本花織さんの父親が卒業した広島県盈進高校は、私立高校です。
当時の公立高校と私立高校の学費の推移を調べてみました。
坂本花織さんの父親が高校に入学した1975年の学費は下記の通りです。
【1975年当時の公立高校】
1カ月の授業料:800円
【1975年当時の私立高校】
1カ月の授業料:12,500円
入学金:106,000円
施設費:56,700円
※参考資料:戦後昭和史(https://shouwashi.com/transition-tohs.html)
私立高校は公立高校より授業料が高く、さらに入学金や施設費なども加わり、学費は高額に。
このような高額な私立高校の学費を支払えたということで、坂本花織さんの父親の実家は裕福な家庭だったと思われます。
坂本花織さんの祖父の職業などはわかっていませんが、お金持ちなのではないでしょうか。
坂本花織の祖母は手先が器用で孫想い!
坂本花織さんの平昌オリンピックの必勝祈願を神社で行うほど、坂本花織さんの祖母は孫想いです。
祖母の必勝祈願の甲斐もあり、坂本花織さんは平昌オリンピックで、強豪を抑えて6位に入賞する健闘を見せました。
坂本花織さんの祖母も大喜びしたことでしょう。
2022年、坂本花織さんが北京オリンピックに出場した際には、坂本花織さんのために祖母はうちわを手作りしていて、とても手先が器用です。
ちなみに、このうちわは、坂本花織さんのコーチ・グレアム充子さんの顔写真付き。
大会当時、コロナウイルス禍のため人数制限が設けられグレアムコーチが来られなかったことから、顔写真だけでも北京へと思ったのでしょう。
坂本花織さんの祖母は優しい人ですね。
コーチの顔写真をうちわにするというアイデアから、お茶目な方なのかなと推測します。
坂本花織の父親は警察官!元アーチェリー部主将!
坂本花織さんの父親の名前は、坂本修一さんと言い、下記のことがわかっています。
- 坂本花織の父親は真面目で誠実な警察官!
- 坂本花織の父親は神戸学院大学出身の元アーチェリー部主将!
- 坂本花織の父親の現在の職業はスポーツメンタルコーチ!
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
坂本花織の父親は真面目で誠実な警察官!
坂本花織さんの父親・修一さんは、元警察官で、大学を卒業した1982年から退職した2020年まで38年間、兵庫県警に勤務。
兵庫県警では、若手警察官の育成や雑踏警備を担当し、2020年3月の退職時には警察署の副署長を務めていました。
1982年4月 兵庫県警察官 拝命 主として地域部において、若手警察官の育成、職務質問指導 雑踏警備を担当
すぽっと(2023.2.17 https://shibuya-spot.jp/topics/detail.php?id=538)
2020年3月 定年退職 退職時 兵庫県警察本部地域部地域指導課次席(管理官級警視)
そんな坂本花織さんの父親・修一さんは、真面目で誠実な方。
坂本花織さんの父親・修一さんが警察を退職する前の2019年には、兵庫県警の一日交通安全大使を務めた坂本花織さんと父親・修一さんが一緒に交通安全啓発しました。
下の画像は、坂本花織さんが一日交通安全大使を務めた時の画像で、隣で敬礼しているのが父親・修一さんです。
さすが、長い間、警察官を務めた坂本花織さんの父親・修一さんの敬礼は様になっていますね。
坂本花織の父親は神戸学院大学出身の元アーチェリー部主将!
坂本花織さんは、神戸学院大学を卒業していますが、じつは坂本花織さんの父親・修一さんも同じ大学出身なんです。
坂本花織さんと父親・修一さんの学部は違います。
坂本花織さんは経済学部出身
父親・修一さんは法学部法律学科出身
坂本花織さんの父親・修一さんは、広島の高校を卒業し、神戸学院大学法学部に入学。
大学では、アーチェリー(弓道)部に所属し、主将を務めました。
1982年3月 神戸学院大学 法学部法律学科卒業 洋弓(アーチェリー)部 主将
すぽっと(2023.2.17 https://shibuya-spot.jp/topics/detail.php?id=538)
アーチェリーは大学から始めているのに、主将を務めるとはスゴイ!
坂本花織さんの父親・修一さんは、人をまとめる力があって、人に好かれる人柄なのでしょう。
アーチェリーをするには、高い集中力が必要ですよね。
坂本花織さんの父親・修一さんの真面目さが生かされたと思われます。
ちなみに現在の父親・修一さんは、坂本花織さんの推し活に集中しているようですよ。
坂本花織の父親の現在の職業はスポーツメンタルコーチ!
1960年1月25日生まれの坂本花織さんの父親・修一さん。
60歳で警察を定年退職し、プロスポーツメンタルコーチ資格を取得しています。
スポーツメンタルコーチは、選手の精神面をサポートし、成績向上につなげる仕事です。
SPAIA(https://spaia.jp/column/other/2794)
具体的には、練習、本番、オフの3つの場面それぞれにおいて、パフォーマンスを最大化するためにどのような意識でのぞめばよいか、またその着実な実践のためのプログラムづくりなどを行います。
父親・修一さんは、坂本花織さんの力になるため、この資格を取得していす。
坂本花織さんのサポートはもちろん、高校や大学のスポーツ指導者へのメンタルセミナーやチームコーチングなどさまざまな活動をしています。
坂本花織の母親は料理上手で控えめな性格!
坂本花織さんの母親は専業主婦です。
坂本花織さんの姉(長女)は、坂本花織さんより16歳年上ということで、1984年生まれだと思われます。
坂本花織さんの父親・修一さんは、大学を卒業した1982年から警察署に勤務していたということは先ほど紹介しました。
もしかすると、坂本花織さんの母親も同じ大学出身かもしれません。
そんな母親は、坂本花織さんを大阪のスケートリンクまで送迎するなどしてサポート。
朝早くから坂本花織さんを連れて行ったり、帰りは深夜になるなど、送迎する方も大変!
それでも坂本花織さんが練習している間は、陰ながら見守る控えめな性格です。
現在は、一人暮らししている坂本花織さんは、料理が好きで自炊しています。
白米が好きだという坂本花織さんは、なんと、鍋で米を炊いておこげを楽しんでいるとか。
坂本花織さんが鍋で米を炊き始めたのは、お母さんの影響があるのでは?
坂本花織さんの母親は娘のために、いつも手間暇かけて美味しい料理を作っていたのでしょう。
出汁入り玉子焼きを小学生時代に母親から教わったという坂本花織さんは、お腹がすいたら今でもパパッと作るようです。
焼きって、絶対お弁当に入っているじゃないですか。お母さんに教えてもらって、すごくはまって、そこから朝ご飯ではずっと毎回自分がつくってみんなで食べてきました。今でもお腹すいたら『卵焼き、焼こう』みたいな感じでつくっています」
ESSE Online(2022.5.16 https://esse-online.jp/articles/-/19115?page=2)
坂本花織さんの母親は、料理を教えるのも得意のようですね。
坂本花織の姉2人は10歳以上年上で資金援助も!
坂本花織さんは、3姉妹の末っ子です。
上の姉(長女)が16歳年上の葵さん
下の姉(次女)が12歳年上の結花さん
で、坂本花織さんとは随分年が離れていて、相当かわいがられたようです。
下の画像は、幼少時代の坂本花織さんたち3姉妹で、画像下から坂本花織さん、次女の結花さん、長女の葵さんです。
お姉ちゃんたちの優しい笑顔が印象的ですね。
この頃、赤ちゃんだった坂本花織さんのお世話をしていたんじゃないでしょうか。
坂本花織さんがジュニア時代だった2013年には、お姉さんたちは社会人でした。
フィギュアスケートにかかる費用は、リンク代、レッスン代、交通費、クラブ登録料、スケート靴、衣装、振付、試合参加費&宿泊費など高額です。
2010年当時ですが、年間2000万円かかるという情報がありました。
そのため坂本花織さんの姉たちも資金援助していたそうです。
年の離れた姉2人も社会人になって以降は資金援助をしていた
NEWSポストセブン(2022.2.27 https://www.news-postseven.com/archives/20220227_1728932.html?DETAIL)
坂本花織さんは、家族に支えられながら競技をしてきたんですね。
現在、坂本花織さんの姉は結婚して出産し、坂本花織さんは姪っ子と甥っ子を抱っこするなどかわいがっています。
祖父から受け継いだと思われる坂本花織さんのニコニコした笑顔がさらに炸裂しているのではないでしょうか。
まとめ
フィギュアスケート選手の坂本花織さんの祖父や家族についてまとめました。
坂本花織さんの目を細くしながらいつもニコニコ笑う姿は“けんか神輿という温かいお祭りが行われる福山市新市町出身の祖父から受け継がれていると思われます。
坂本花織さんの父、母、2人の姉、広島に住む祖母も、競技をする坂本花織さんを支えています。
今後の坂本花織さんの活躍が楽しみですね。