卓球選手として次世代エースと名高い張本美和(はりもとみわ)さんですが、実は卓球だけでなく、学力も物凄く高いと話題になっています。
実は、張本美和選手の偏差値は80以上あると言われているのです。
本記事では、張本美和選手の学力や偏差値、どうして張本美和選手は学力が高いのか、調べてみると、ある研究結果が出てきました。
卓球をすることで頭が良くなるというお話もしてますので、ぜひ最後までご覧ください。
張本美和の学力|兄越えの偏差値80以上で全国1位
- 名前:張本 美和【はりもと みわ】
- 生年月日:2008年6月16日生
- 年齢:15歳 中学3年生
- 国籍:日本(両親は共に中国人)
- 出身地:宮城県仙台市
- 所属チーム:木下アビエル神奈川
2024年2月現在
2008年6月16日、宮城県仙台市で誕生した張本美和選手。
両親は、共に中国人(父親は日本国籍に帰化している)の卓球選手で、5歳上の兄は東京オリンピック団体銅のメダリストでもある張本智和選手です。
そんな張本美和選手は学力優秀で、偏差値が驚異の80以上とも言われています。
偏差値が80以上と言われている理由についてご紹介します。
全国模試1位
張本美和選手が2019年に出演したフジテレビ「ライオンのミライ☆モンスター」に出演した際、当時小学4年生で、学研教室の全国模試1位を獲得していると放送されました。
全国模試1位の頭脳を持った小学生の偏差値がどのくらいあるのか、気になり調べてみました。
以前、俳優の及川光博が、『クイズ!あなたは小学5年生よりも賢いの?』に出演した際に、張本美和選手と同じく小学生で全国模試1位を取ったことがあり、当時の偏差値が81であったと明かしています。
及川光博さんは、小学校時代には児童会長を務めており、学力優秀な模範的な生徒だったとのことです。
また、中学受験にて難関校と有名な成城学園中学校に入学しています。
及川光博さんが偏差値が81あったということから、張本美和選手の偏差値も80以上は有るものと予測できますね。
張本美和の学力が高い理由は卓球が影響している
非常に学力の高い張本美和選手の話をしてきましたが、実は近年の研究では、卓球をすること自体、頭が良くなるという研究結果も出ているのです。
卓球をすると小脳、中脳、脳幹部、前頭葉の血流が増加することを発見したことです。頭の「血のめぐりがよくなる」のだから結果的に頭の働きに好影響を与えますし、脳のリハビリにも良いわけです。
卓球レポート(2000.01)https://www.ne.jp/asahi/takkyu-to/onsen/onsen1-takkyu-to-nou.htm#:~:text=%E6%A3%AE%20%EF%BC%93%E7%95%AA%E7%9B%AE%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6,%E3%81%AB%E3%82%82%E8%89%AF%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%91%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
卓球というスポーツは、卓球台の上で素早くボールを打ち返すスポーツです。
自分がボールを打って相手に届くまでの時間は、たったのたったの0.2秒だと言われています。
0.2秒という非常に短い時間で、どう打ち返すのかという戦術を立てて戦わないといけないので、自然と頭のキレや頭の回転が非常によくなり、そして柔軟な発想ができるようになるのです。
そしてそんな頭のキレや頭の回転が養われるスポーツなので、必然的に頭のいい子が卓球が上達しやすいとも言われています。
ある年の日本ジュニアチャンピオンは学校の成績がオール5で、東大を受験できるほどに頭が良かったなんて話もあります。
実は、小学校のナショナルチームに入る条件にも学力が関係するのです。
ナショナルチームに入る条件
卓球の小学校ナショナルチームに入る条件として下記があげられています。
- 優先順位1位:試合結果
- 優先順位2位:学力テスト
- 優先順位3位:体力、コーチの評価
試合結果の次に重要なのは、学力テストと言われており、勉強ができない子は、いくら卓球が上手でも、小学校ナショナルチームに入ることはできません。
また、小学校ナショナルチームでは、合宿の際もかならず勉強の時間を割り当ててあり、国語や算数、そして英会話のテストも実施しています。
それほど卓球と勉強の関連性が強いということですね。
1日のスケジュール
こちらは張本美和選手のとある1日のタイムスケジュール分布グラフです。
張本美和選手は、中学校の部活や学業を疎かにすることもなく、日々の卓球練習を平日5時間、土日などは6時間半ほどされているとのことです。
張本美和選手は、こんな忙しい生活の中でも「みんなと一緒」と語り、自らを奮い立たせています。
卓球、勉強、部活と3足のわらじをはきながら、全てをトップクラスの実力に保っている張本美和選手は、最強・最高ですね。
張本美和の出身小学校・中学校の学力エピソード
続いて、張本美和選手の出身学校について紹介していきます。
張本美和選手の出身小学校
張本美和選手の出身小学校は、仙台市立東宮城野小学校です。
こちらは実際に張本美和選手がInstagramにて投稿している写真です。
後ろに『東宮城』と見切れており、卒業証書も『東宮城野小学校』と明記されています。
仙台市立東宮城野小学校は、仙台市宮城野区にある市立の小学校です。
2歳から卓球を始めた張本美和選手は、2018年まで仙台ジュニアクラブで腕を磨いていきます。
2015年には、若干7歳にて全農日本卓球選手権小学2年生以下「バンビ」の部で優勝を決めています。
また2018年には、中国ジュニアオープンで、若干10歳にも関わらずU13を果たしています。
また同じ年に、台北ゴールデンジュニアオープンでU18にベスト8するなど、日本の卓球界の新生として、10歳小学4年生でTリーグの木下アビエル神奈川に所属することとなりました。
そんな張本美和選手ですが、3歳の頃から英会話を習っており、両親は中国人と、小学生のころから英語・中国語・日本語を巧みに操るトリリンガルなのです。
2018年放送の卓球ジャパンという番組では、「友達とは一回も遊んだことがないと」と明かしています。
張本美和選手の中学校
張本美和選手の2024年2月現在通っている中学校は、川崎市立川中島中学校です。
地元の仙台を離れ、神奈川県川崎市の公立中学へ入学した張本美和選手。
張本美和選手は2018年より『木下アピエル神奈川』に在籍しており、そのチームの拠点が神奈川県のため、神奈川県に入学されたとのことです。
知らない土地での中学生活ですが、すぐに友達もできたようで、コミュニケーション能力の高さもうかがえます。
家族とも離れて、寮生活を送っています。
中学校では部活動も行っており、学業、部活、卓球とより一層忙しい日々を送っている張本美和選手。
しかし、「韓国の女性アイドルグループが好き。TWICEやaespaをよく聞いて踊っています。」と女子中学生らしい一面もあります。
また、ダンスは試合前のルーティンとしても使われているようで、このように試合前にはリラックスしながら踊っている張本美和選手が見られることもありますよ。
張本美和選手の進学高校
張本美和選手は、2024年2月現在で中学3年生の15歳です。
現時点では、張本美和選手がどこの高校に進学するのかは、発表されていません。
兄である張本智和選手は日本大学高等学校を卒業されており、張本美和選手も同じ日本大学高等学校に進学するのではないかと噂されています。
張本美和選手が所属している『木下アビエル神奈川」と日本大学高等学校は、非常に近い場所にあり、あまり環境を変えることなく高校生活を送ることができるでしょう。
兄妹で学研のCM出演
張本美和選手は、幼少期のころから宮城県にある『学研宮千代教室』に通っていました。
そして2018年より、兄の張本智和と一緒に学研のCMにも出演しています。
文武両道で、幼少期から学研に通っていた兄妹とあって、学研のイメージキャラクターにはふさわしいお2人ですね。
CMの様子はこちらからご確認ください。
そんな仲の睦まじい張本兄妹や、家族についても調査してみましょう。
張本美和の兄張本智和や両親も学力高い
張本美和選手の家族は父・母・兄の3人です。
- 父:男子ジュニア日本代表コーチの張本宇
- 母:世界卓球選手権元代表の張凌
- 兄:日本の男子卓球選手の張本智和
両親は共に中国の卓球選手です。
元々中国籍の張本美和選手でしたが、2014年に父と兄と共に日本国籍を取得しています。
張本智和のプロフィール・経歴
- 名前:張本 智和【はりもと ともかず】
- 生年月日:2003年6月27日生
- 年齢:20歳
- 国籍:日本(両親は共に中国人)
- 出身地:宮城県仙台市
- 所属チーム:IMG
- 身長:176cm
2024年2月現在
『チョレイ!』で一躍有名になった、日本を代表する卓球選手の張本智和選手。
ITTF世界ランキングは、最高2位。日本卓球協会による段級位は7段となっています。
2020年には東京オリンピックにて、オリンピック初出場を飾りました。
張本智和選手はこのように語っています。
また、妹の張本美和選手と同じく学力も優秀です。
張本智和選手も、学研が主催する小学校の全国共通テストでは、国語と算数の計4回も全国1位になったことがあります。
さらに偏差値64の日大高校を卒業しており、2022年4月には、早稲田大学人間学部(通信教育課)に入学したと報告しています。
張本兄妹は、卓球と共に学力までも、ここまで優秀な秘訣は何なのでしょうか。
続いて張本智和選手と張本美和選手の両親についてもご紹介しますね。
両親の経歴と教育方針
張本智和選手と張本美和選手の両親は、中国四川省出身の卓球選手で、父親が張本宇さんと、母親が張凌さんです。
父親の張本宇さんは、中国の国体男子ダブルスで3位になったことがあり、母親の張凌さんは、卓球の世界選手権中国代表になったことがある正真正銘の卓球アスリート夫婦です。
2人とも現役選手を引退後は指導者側に回り、数多くの卓球選手を指導してきています。
そんな卓球一筋の夫婦なので、わが子にもさぞかし卓球スパルタをしているのかと思いきや、実際はそんなことは無いのです。
張本家の教育方針は、『1に健康、2に勉強、3に卓球』と掲げています。
「卓球だけできればいいわけじゃない。勉強もしっかりやらなくてはダメだと、智和にはずっと言い続けてきました。アスリートはいつケガをするかわからないし、トップまでいくのも大変ですから」
Yahoo!ニュース(2017.08.21)https://news.yahoo.co.jp/feature/725/
特に母親の張凌さんは、わが子には卓球よりも勉強を頑張るように常々言い続けてきてきました。
張凌さん自身、周りのアスリートがどんどん落ちぶれている様子を目の当たりにしてきて、卓球だけをしていくことの危険性を誰よりも感じていたのでしょう。
卓球の選手生命が絶たれたとしても、生活していけるように勉強することに重きを置いているということでしょう。
そして実は、張本兄妹のような文武両道な卓球選手は多いのです。
スポーツ選手で文武両道は多い
スポーツ選手で、文武両道の人も多いです。
石川佳純(卓球)
張本美和選手同じく卓球選手の石川佳純さんも、学力優秀で有名なスポーツ選手の1人です。
石川佳純さんの出身高校は、偏差値が74といわれている四天王寺高校です。
四天王寺高校は、大阪府内の高校546校中4位の偏差値を誇る、非常に水準の高い高校と言われています。
石川佳純さんは、卓球専念のため大学へは進学しておりませんが、非常に学力優秀なことが伺えますね。
イチロー(野球)
野球を知らない人でも、知らない人はいないのではないかと思われるイチローさん。
イチローさんは高卒で中日ドラゴンズに入団していますが、高校時代の校長先生に「東大大学も夢ではない」と言わしたほどの優秀な成績だったとのことです。
成績は数学と音楽が4で、残りの教科は全て5だったという話もあります。
大谷翔平(野球)
「野球やろうぜ」で小学生にも大人気な大谷翔平さん。
大谷翔平さんは、野球推薦で花巻東高等学校に入学していますが、その中でも常に学年で10番目に入るほどの成績だったとのこと。
野球と同じように、常に目標を設定し、その目標をクリアするための戦略を練って、勉強していたのだとか。
そんな大谷翔平選手は、アメリカのメジャーリーグで大活躍しており、契約金額が1015億円と報じられていますね。
長友佑都(サッカー)
サッカー選手の長友佑都さんは、偏差値63の明治大学政治経済学部を卒業しています。
高校は福岡の東福岡高校という偏差値43とそれほどレベルは高くない高校出身です。
そこからスポーツ推薦ではな、指定校推薦で入学しており、高校時代はサッカーだけでなく、学業も上手に両立していたことが伺えますね。
まとめ
張本美和選手の学力や、卓球と勉強との関連性についてご紹介してきました。
卓球選手として期待のホープである張本美和選手ですが、偏差値はなんと80以上という驚異の数字でした。
卓球だけでなく、学力でも国内トップとは本当にすごいですね。
まだ中学3年生の彼女なので、今後の活躍も期待していきたいと思います。
「課題もテストもたくさんあるけどみんなと一緒。勉強も部活もしっかり頑張らないと」